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24game [子供]

いま子供と私が家ではまっている遊び。
それはネット版24ゲーム!

24ゲームとは、本来カードを使ったゲームで、カードに書いてある4つの数字を加減乗除を駆使して24を作るゲームです。3~4人でゲームをします。24をたくさん作った人が勝者です。

バージニア州のうちの子供の学校では4年生以上の生徒にゲームをやらせて、成績が良かった子を地域の大会に出しました。さらにそこで勝つと、その子はさらに大きな大会へ、運と実力次第では州大会へと進みます。

昨年、子供のクラスでやっていて面白そうだったのでうちでもそのカードを買いました。

しかしこのゲーム、インターネットバージョンもあるんです。
やり方はこんな感じです。

ゲーム好きの私はつい今年の春買っちゃいました。
ネットでは一人で遊び、ポイントを稼ぎます。上位者はランキングが出るんです。
ちなみに約20ドルで6ヶ月間遊べます。
ゲーム感覚で計算力がつくので気に入っています。

正解すると「かっこいい~!」とか「すばらしい!」とかの褒め言葉が画面に出てきます。
(得意の“褒める教育”です)

こちらのホームページからお試しもできます。
http://www.firstinmath.com/samplegame.asp
GAME1とかGAME2の下にある字をクリックするとゲームの画面に移り、
Startボタンで数字が現れるので足したりひいたりして24を作ります。
レベルによって数字の桁数や数、加減乗除の種類がかわります。

ゲーム1のやり方の説明はこちらにあります。
http://www.firstinmath.com/directions/directions1-1.asp
他のゲームのやり方もこちらから見れます。
http://www.firstinmath.com/directions.asp

もうすぐ利用期限が切れるので更新しようと思っています。
今年小学校一年になった娘のためにも買っちゃいました。


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高速道路でのお楽しみ [子供]

やっと帰ってきました。
インターステイツ(高速道路)しめて2400kmのドライブ…
これだけ走って、通行料が1000円以下というのはアメリカならではです。
おまけに宿も一泊朝食付き4人で合わせて8000円ぐらい。
少し長旅になってもとっても安上がり!これだから車の旅はやめられません。

今回の長いドライブの間、娘はあることに熱中していました。
それは、お友達のママから教えてもらった大型トラックの運転手さんとのある遊び…

その方法とは…
高速道路での走行中にうちの車が長距離大型トラックを追い越すとき、娘は運転手さんに手を振ります。もし運転手さんが手を振り返してくれたなら、こちらのもの!娘は次の行動に出ます。

それは、片手を握り拳にして、あたかも上からぶら下がっているひもを引っ張るような仕草を繰り返します。実はこれ、長距離トラックが備えているひも状の警笛(ホーン)のスイッチを引っ張るまねなのです。

この娘のジェスチャーに運転手さんが応えてくれれば、運転手さんはひもを引っ張るか、ハンドルについているブザーを押して警笛を「プップッ」とならしてくれます。鳴らしてもらうと娘は大喜び!

長距離運転手さんはたいてい優しい人で、娘に気が付けば警笛を鳴らしてくれます。
今日は20回以上ならしてもらい、娘は大満足でした。

そういえば昔、息子が3歳だった頃、サウスカロライナに車で行った際、しばらくの間、うちの車は貨物列車と併走することになり、運転手さんに手を振ったら、運転手さんは何度となく警笛を鳴らしてくれ息子を楽しませてくれました。

子供には本当に優しい国です。

これが今日の高速道路の様子です。

こちらは行きがけにみた夕焼けです。

果てしなく畑が広がる向こうの地平線は上手く見えなかったけれど、
アパラチアン山脈の向こう側のなだらかな風景は見ることができたので満足です。


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小学校のボランティア [子供]

アメリカの小学校ではいろんな親のボランティア活動があります。渡米前から友だちにその話は聞いていて、ボランティアに参加すると子供の様子もよく分かるから参加すると良いと言われていました。私はアメリカトラウマ君の息子が気になり息子のクラスでのボランティアを探しました。

クラスの仕事の主なものは数人のクラスペアレンツというボランティア名の保護者がやります。クラスペアレンツ(クラスマザーとも言います)はクラスの行事、お楽しみ会や季節の行事などの時、先生を手伝ったり、PTAの仕事を手伝ったりします。子供たちと楽しめ、自分の子供も喜ぶので、大変ですが人気のある仕事です。

他にはサーズデイコピーというボランティアがありました。それは毎週木曜日に学校へ行き、先生の授業で使う資料のコピーや教材を作る手伝いをするという、地味であまり人がやりたがらないボランティアです。

他にも食堂のカフェテリアや、毎朝の交通整理、行事のオーガナイズや手伝い、など色々なものがあります。

とりあえず、英語が達者でない私はサーズデイコピーに名乗をあげました。これは子供のクラスでの様子を定期的に見られること、先生と仲良くなれること、息子と先生のコミュニケーションを助けられるなど私にとっていろいろなメリットがあると考えたからです。

一年間、毎木曜日に学校へ行きました。コピーの量はその日その日で異なり、ある日は1時間弱で終わり、ある日は3時間かかる、という感じでした。またコピーがとても混んでいて、何十分も待たされる日もあり、そんなときも時間がかかりました。

仕事が早めに終わった日は、ESL(母国語を英語としない子供のために特別授業)の先生のためのコピーもし、時間のかかった日はホッチキス作業などを家でやったりもしました。

このボランティアで予期しなかったことは、英語ができなくても良いと思っていたのに、コピーが混んでいると、コピールームは母親達のサロンと化していて、お母さん達と適当にチャット(その場会話)をしなくてはならないことでした。

あまりしゃべらなくて変に思われる前に、「今年来たばっかりで、英語は上手くない」と英語ができないことを早めに伝えました。

最初の頃は慣れず、かといって黙っていると変なので苦労しましたが、半年も経つと顔なじみもふえ、「あらまたいたわね、私たちコピーフレンドね」なんて声をかけられるようになりました。

軍人の家族が多い地域だったので、よく「私、沖縄の基地に3年いたの」なんて人に会いました。ここにきてどのくらいか聞かれ「○○ヶ月」なんて言うと、「私なんて何年間も日本にいたのに日本語はぜんぜんだったのよ、だのに、あなたは英語が上手ね、すごいわー」なんて言われました。実はここで暮らすのは2回目で英語は義務教育で12歳から習っているなんてとても言えませんでした。
ちょっと話せるだけでも、みんな褒め上手なので、すごく褒めてくれます。

もう一つ、このボランティアで予期しなかった苦労は、コピー機の取り扱いです。事務仕事は慣れていて日本でいろいろなコピー機を使っていたので、両面コピー、拡大縮小、ソートなど簡単なことは画面を見ながらなんとかできましたが、コピー機はしょっちゅうトラブルを起こし、これには閉口しました。

でも、だんだん簡単なトラブルなら対処できるようになり、備品の交換もできるようになると、時には他の母親に感謝されることもありました。

一年間、息子の授業の様子や、休み時間の様子など好きなだけ見られました。ついでに娘のクラスも外からのぞいたりして、最初のもくろみ通り、子供の様子はよく見る事ができました。子供の様子がよく分かっていたので、面談の時も先生との話はとても円滑にできました。

このようなアメリカの仕組みと比べて、日本の先生は父兄へのお知らせや、授業の資料のコピーなど、たくさんの雑務を仕事の合間や放課後にしなくてはなりません。

ゆとり教育、授業の質の低下など、公立学校ではいろんな問題が言われていますが、アメリカのようなボランティアの仕組みがあれば、先生はもっと授業のしかたを研究するなど、より良い授業のために努力する時間が持てるのではと思いました。

また、大勢の親たちが頻繁に学校内をうろつき、授業や子供の様子を目にするので、先生の緊張感も増すのではと思いました。

あ、最後に、英語が苦手で初めてお子さん連れでアメリカに行くママへ、学校のボランティアはとてもいい思い出になります。子供がどのように学校で過ごしているか見れる、先生の考え方が分かる、他のママと知り合いになってこちらの様子を知ることができる、子供の放課後の友だち作りを促進できる、なんたって先生方や保護者にすごく感謝される。など色々いいことがあります。私も最初すごく怖かったけど、今思うと何が怖かったんだろうって思ってしまいます。だから是非挑戦してください。


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子供や親が先生を選べる? [子供]

昨年秋の話、

アメリカの小学校に通い始めて数日後、「クラスの編成について異論があるなら、数週間以内に学校に申し出て下さい」、との手紙を学校から貰いました。

これって何のこと?と思い、ベテランの日本人ママに聞くと、「クラスにとても嫌いな子がいたり、先生が今ひとつと思ったりしたら、『他のクラスにしてくれ』と申し出ていいのよ!」と言われました。

親のほうから先生や友達が嫌だから、クラスを変えてくれなんていうなんて!日本では全く考えられないことです。

実は娘のクラスは、学校のクラス編成の都合上、一学年でただ一クラス、午後になると4グループに分けられ、午前の担任から離れて他のクラスに合流するという、変則的なクラスでした。

学校が始まったばかりの時の保護者会では、先生に親の苦情が殺到しました。必死にみんなの言っている英語を聞き取ると、午前午後で先生が変わるので子供は落ち着いて生活できない、午前の先生は午後の先生より熱意がない等、いろいろなことを先生に言っていました。

一方で、ある子の母親は、「うちの子は、午前、午後とクラスが変わり、友達が二倍できるので喜んでいる。」と言っていました。

娘は、「学校は楽しい、だって午前はお遊びで午後はお勉強があるから!」と言って気に入っていましたので、転入間もない、ここの生活に慣れない娘にとって、全部遊びではもちろん困りますが、全部勉強だとそれも大変ではと思って、私はこれで丁度良いと思っていました。

しかし、問題の数週間が去り、ある日学校に行って私は本当にびっくりしました。なんと
26人いた午前のクラスが6人も減って20人になっていたのです。そんなにも多くの親が子供を他のクラスに移すよう希望を出すとは思ってもみませんでした。

どんな一年になるのか心配しましたが、午前クラスは先生も授業もとてもよかったです。最初はお遊びぽかった授業も日か経つにつれ中身が濃くなっていきました。また何より、娘にとっては二クラス分の友だちできたので、結果的にはとてもよかったです。


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キャンプのお迎え [子供]

さて、ちょっと息抜き、現在のお話‥

今日、先週からお泊りキャンプに行っていた息子を引き取りに行ってきました。

この一週間大丈夫だったのかな?、と迎えの道中気をもみましたが、よく考えたら、息子は日本でも、某神宮の一週間お泊りキャンプに連続3年も参加していた経歴があることを思いつき、落ち着いてきました。親ばかですね。

当地に着き、久しぶりに見る、日に焼けて黒くなったその顔や姿には、少しだけ成長の後が見られた気がしました。

友達とも色々あったようですが、自分なりに対処したようですし、テニスも少しできるようになったようですし、池で泳いだりもして、とても楽しかったようで、よかったよかった‥と思いつつ、

「ところで、テニス以外の自由に選べる活動は何したの?」と聞いたら、息子は、
「ライフル射撃!、楽しかったよ~!一週間ずっと習ってたんだ、少し上手くなったよ!資格取ると自分のライフルが買えるんだって!いいなあ~」
私は「‥‥」

こちらは、小学生の子供でもライフルが撃てるんです‥
銃の取り扱い、持ち方、構え方から始まって、指導は厳しかったらしいです。
「人に向るのは絶対だめだし、『発射』って言われるまで、引き金に手をかけ手もいけないんだ、
打った後は弾を入れるところを必ず開けておくんだよ。」など息子は言っていました。

そういえばライフルがあることは聞いていましたが、釣りをすることを薦めていました。
「絶対にライフルはだめよ!」と言っておかなかったことを後悔しました。

暴発だってあるし、事故だってあるし、加害者のなるのも被害者のなるのも嫌だし‥

なんとなく、息子が楽しんだ事を親として素直に喜んでやれないのですが‥


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バースデーパーティーについて [子供]

夏休みに入ったとたん子供のお誕生会があちこちで開かれているようです。
今日、小学校低学年の娘は友だちのバースデーパーティーに呼ばれていきました。

先日、「娘も行きます」と先方のママに電話したら、
じゃあ水着を着てきてね、と言われました。
あれ、招待状にプール遊びなんて書いてあったっけ、と見直すと
招待状にドレスコード(服装指定)があってa bathing suit と書いてありました。

bathing suit って水着だったんだー!
すぐにWebで、アルクの英辞郎を調べたら、載っていました。

英辞郎はとても役に立ちます。頻繁に更新されているらしく、「16万語載せてます」なんて辞書より、新しい単語やあまり使われない単語、専門語もたくさん載っていて本当に便利です。

さて、先ほど先方のお宅に娘を連れて行ったら、庭にいろいろな水遊び道具が出してありました。子供用プール、水を流す滑り台、噴水その他もろもろ‥。

すごく楽しいアイデア!子供たちも思い思い水遊びに興じていました。
娘も今頃楽しく遊んでいることでしょう。

前回の他の誕生会のお呼ばれでは、そのお宅に金髪で金色のドレスを着たお姫様が来て、お化粧をしてくれたり、好きなお姫様ドレスを子供に着させてくれたりした後、お姫様と一緒に踊ったりゲームをしたそうです。

こちらでは親はバースデーパーティーにいろんな趣向を凝らします。手品師を呼んだり、動物園に行ってピクニックしたり、親が催しを準備する場合はゲームや遊びなど子供が楽しめる様に準備します。このような子供のパーティーを開くための工夫を紹介した雑誌も売ってます。

勿論全ての家庭がお友だちを呼んだパーティーを開くわけではありません。

小学校高学年の男、つまり息子の場合は娘の場合とだいぶ違います。
よく、ゲームセンターとかボーリング場でパーティーを開きます。

うちの息子の場合、息子のも呼ばれた友達のも、いずれもゲームセンターでした。
ゲームセンターにはパーティールームがあり、店員さんが会を仕切ってくれるので、親はとっても楽です。

こどもは狭い部屋に詰め込まれ、チームに分かれてレーザーガンで打ち合う戦争ごっこをします。そのゲームの順番を待つ間はゲームマシーンで遊びます。ピザやケーキの時間になると店員さんが子供をパーティールームに集めて配ってくれます。

とても不健康な感じですが、間違いなく子供は喜びます。

友だちとの親近感もチームプレイによってぐっと強くなります。

あ、そろそろ娘の迎えの時間です。では行ってきます。




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アメリカの保育園(3) [子供]

働くことについて

昔、アメリカのデイケア(保育園)に息子が通っている間、私はDC近郊のある大学の研究室で居候をしていました。大学と保育園は高速道路で30分の距離でした。高速道路ではたまに事故が起こり、ひどく渋滞することがありました。

ある日、デイケアの終了時間よりすごく遅くなったことがありました。夫に代わりに迎えに行ってもらい、車中で私はデイケアに電話をしました。園長先生は「事故は起こるものだから仕方ないのよ、気をつけて帰ってきなさい。」といってくださいました。

家に帰って、夫から先生が「奥さんが電話をくれたことは良かったです。事故は仕方がないので気にしなくていいです。あなたの奥さんが社会に貢献していることを私たちは理解していますから。」と言っていらしたと聞きました。

一応、研究活動はしていましたが大学への居候が「社会への貢献」だなんて思ってもみませんでしたし、渡米前の日本の公立保育園では電車の事故で遅刻すると厳しい対応が待っていましたから、そのデイケアの園長先生の対応から、働く女性に対する評価の日本とアメリカの違いを知り本当に驚きました。

日本では遅刻したとき、子供は閉められた玄関の前で先生と立って私を待っており、先生には次の日に「電車で遠くまで通うことのないよう、近くの職場に転職したら?それとも仕事にこだわっているの?お母さんのプライドのために仕事にこだわっているのなら、それは子供のためによくないわ。」と言われました。技術系だったので確かに近くに仕事はなく、好きな仕事でしたが、特に自分が仕事にこだわっているとそれまで思ってもみなかったので、その言葉にとても悩みました。

以来、働くことに子供に対する強い後ろめたさを感じていました。夫の海外赴任に際し会社を辞した理由もそこにあったと思います。

大学の恩師に紹介をお願いし、米国で研究室に居候したときも、それまでより早く迎えに行き、少しでも多く子供との時間を持とうとしました。

そんな中、デイケアの先生から言われた一言は、それまでの重い後ろめたさから救われた一言でした。夫についてアメリカに来て良かったと思いました。

日本に帰ってから、今度は厳選した上で娘と息子を私立の保育園や延長保育付きの私立幼稚園に入れました。どちらの園も母親の仕事に対する理解は米国のデイケア並みでした。息子も以前の保育園より楽しそうに園に通いました。しかし、今でもよく昔の保育園と似た話をよく働くママたちからは聞きます。日本では、まだ働く母親への理解は良くないようです。

子供の状態や親子の関係、仕事の状況などが家庭により様々で、一概には言えない非常に難しい問題ですが、働くママ達が後ろめたさを感じないように仕事環境や保育環境が整う日が一日も早く来るように願っています。

ママが晴れ晴れ、生き生きとした明るい顔をしていたほうが子供もきっと楽しいでしょうから‥


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アメリカの保育園(2) [子供]

保育園についてもう少し

日本では、息子は一歳から保育園に入れていました。最初の渡米時には息子は3歳で、出発の前々日まで日本で保育園に通わせ、アメリカに到着したら3日目からデイケア(チャイルドセンター)に入れました。朝の9時から夜6時まで、息子には酷な生活を強いたと思います。

デイケア選びは渡米前に在米の友だちから情報を収集して行いました。入園の書類は日本にいるうちにその友だちに送ってもらい、空き状況も確認しておきました。記入できるところは日本にいるうちに記入しておきました。

到着した日に母子手帳の予防接種記録を日本語訳した所を持って、予約してあった小児科医をたずね、足りない予防接種や結核の検査をして、数日後に健康診断書を作ってもらい、デイケアに入園しに行きました。到着したのは夏休み中でしたが、日本の保育園同様、夏休みも特になく、毎日開園していました。

入ったデイケアは宗教的には自由ですが、バプチスト系の教会に付属していました。保育園に入るための親の条件は何もなく、共働きではない家庭のお子さんも結構いました。もうかなり昔のことですが、お月謝は週単位で、$160でした。日本の保育園と比べすごく高かったと記憶しています。今はもう少し高いと思います。

教会の一角だからと思いきや、先生方の質は充実していて、学位を持った先生も何人かいらっしゃいました。

息子は年配の代替教員の先生が担任するクラスにはいり、初日、私から離れないで泣く息子の手をその先生はむんずと掴み、"Come here!!" と厳しい表情で引っ張っていきました。そのときの息子の大声でなく声が今でも耳に残っています。そのときは私たち親も無知だったので「これがアメリカ式か‥」とへんに感心してしまいました。その後も暫く毎日大声で泣いていました。その先生は息子が泣くことを"cry"でなく"loud"と言っていました。

息子の少し様子が変化したのは、2週間ほどして9月になり学年が変わって、学位を持った少し太めのとてもやさしげで人間的にもしっかりした、懐の大きそうな先生が担任になった時でした。

朝、泣く息子をその先生はひょいっと片手で抱き上げ、他の子の面倒をみていました。落ち着くまで毎日、朝暫くの間は先生はそうやって抱いていらしたそうです。早めに迎えに行くと先生のひざに息子はよくのっていました。その頃の息子の体重はすでに20kg(3歳半)でした。親の私でさえずっと抱いているのは大変でした。先生の優しさも大変なものですが、大柄なアメリカ女性だからこそ可能であったと思います。それでもきっと毎日お疲れであったに違いありません。

息子はその後少し落ち着いたものの、それでも基本的に保育園はいやだったらしく、帰国までの一年間に、何度か脱走を試みては先生に連れ戻されていたようです。帰国してからの息子は「アメリカは嫌い!!」の一点張りでした。


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アメリカの保育園(1) [子供]

昔、とってもとってもとっても英語ができなかった頃、
何がいやって、息子の保育園(デイケアセンター)で先生と話すことがいやでした。
保護者会もとても苦手でした。

最初の保護者会は殆ど何を話しているか分かりませんでした。
部分的に聞き取れたことは、「保育園におもちゃを持たせるとき、銃のおもちゃは止めてください」ということでした。日本の保育園の常識ゆえ、おもちゃを持ってきても良いとは思いもよりませんでした。残りの部分は日本人の友達に聞きました。

ある日、息子を連れて帰ろうとしたら、先生が飛んできて、なにやら早口で話し始めました。
何度も聞き返しながらよーく聞いていると、どうやら日本の保育園ではだし育児をされていた息子は毎日デイケアに来ると直ぐに裸足になってしまう。履かせても直ぐにまた裸足になる。いろんなものが床に落ちているから危ないので靴を履くように家で指導してくれとのことでした。

その上、今日は何度も脱ぐので、先生が抱え込んで無理やりはかせようとしたら先生の腕を噛みついた。といわれ、あわてて謝り、先生の腕の傷を探してしまいました。
そうしたら先生もあわてて、「大丈夫です」と言うのでよーく聞くと、未遂に終わった事が分かりほっとしました。

なにせ、息子も3歳ぐらいで、本人の説明は殆ど支離滅裂だったので、園での様子はあまり分からず、大まかな様子は一人一人の一日の様子が黒板に書いてあったのでそれで知り、詳しい様子はクラスメートの日本人の女の子に教えてもらいました。
つまり‥‥先生との接触はなるべく避けていました。
今思うとみんな良い先生だったので、どんどん話せばよかった。もったいないことをしたと思います。


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子供の発表会 [子供]

発表会がありました。

バレエとしてはあまり本格的ではありませんが、
ムーブメント的にはとても魅力的な発表会でした。

娘はまだ小さいので舞台に出てきたと思ったら直ぐに下がってしまいました。
衣装はかわいかったです。

舞台でみんなとてもいい笑顔でした。
人前に出たときの、誰に教えられたでもないニコニコ顔は、
事あるごとにほめて育てられるアメリカの育児の賜物かと思います。

舞台で、うちの子は最初ちょっと緊張気味で怖い顔をしていました。
小さく一生懸命手を振っていたら、私に気づいて笑って、かわいい顔になり、ほっとしました。

自分の子供や知り合いが出たら、大声で声をかけたり拍手したりするのにはびっくりしました。
気が付いてみると、うちのこのときだけ拍手が少なかったです。
夫や息子はシーンとしていました。
無拍手の中、退場していく娘を見て、あわてて控えめに拍手したら、
隣の見知らぬおじい様が一緒におおきく拍手してくださいました。
そして更に少し拍手が増えました。
とてもありがたく、あたたかく聞こえた拍手でした。

帰りがけ見知らぬ小学高学年ぐらいの金髪のお嬢さんが娘に近寄ってきて
「あなたとてもよかったわ、良くやってたわ」と娘に声をかけてくれました。
(私から見て娘は正直褒められたほうではないと思いましたが)
今日のショーを楽しんでくれたのでしょう、
多分他のお子さんにもこうやって声をかけていたのだと思います。
褒める育児は褒め上手な人間を育てるのでしょう。
褒められたことより、彼女の自然なそのしぐさに、とても魅力を感じました。


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